大気流体モデリング

数値シミュレーションによる計算例（画像をクリックで画像のみを表示

高度60㎞（大気中層）と300㎞（大気上層）での温度と流れの様子（画像をクリックで画像のみを表示）

研究分野の概要

名称	大気流体モデリング
教員	教授 三好 勉信
研究内容	高度約500kmまでの大気全体の流れや大気波動について、数値シミュレーションにより研究
キーワード	中層大気、熱圏、大規模渦、数値シミュレーション
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研究対象

地球の大気は、高度約500㎞くらいまで広がっています。高度により、大気の運動の様子は大きく異なっています。たとえば、高度300㎞の超高層大気では、地球規模の循環は、太陽の動きと共に1日周期で変動しています。一方、高度50㎞付近では、数十日周期での地球規模の波による変動がみられます。このような高度による循環の違いはなぜ起こるのか、大気の循環変化を引き起こすメカニズムは何なのかを調べています。現在や過去の大気循環の変化を調べることで、地球大気の循環が将来どのように変化するか、調べることが可能となります。

研究手法

我々の研究分野では、スーパーコンピュータを用いた数値シミュレーションにより大気の運動を調べています。上掲の図は、コンピュータの中で再現された高度60㎞（大気中層）と300㎞（大気上層）での温度と流れの様子です。