研究分野探検
地球惑星科学科には19の研究分野があります。それぞれの分野ではどのような研究が行われているのか、探検してみましょう。
太陽地球系物理学
太陽から地球大気に至る空間で起こる電磁現象の研究をしています。
宇宙地球電磁気学
グローバル観測にもとづくオーロラや宇宙天気の研究を行っています。
大気圏電離圏融合宇宙天気科学
地球・惑星における天気と宇宙天気現象の繋がりの研究を行なっています。
大気流体力学
地球の雲の上の大気や惑星の大気・海洋を含んだ、様々な流れのメカニズムを研究しています。
大気流体モデリング
高度約500kmまでの大気全体の流れや大気波動について、数値シミュレーションによる研究を行っています。
気象学・気候力学
シビアストームや台風などの大気現象の解明および異常気象・気候変動のメカニズムの研究を行っています。
地球深部物理学
マントルや核の構造や運動を、計算機シミュレーションや地震波観測データの解析によって調べています。
地球内部ダイナミクス
数値シミュレーションやデータ解析に基づく地球や惑星内部の運動に関する研究を行っています。
岩石循環科学
マグマの運動と岩石の模様の研究、地殻~上部マントルの形成条件の研究、岩石の成因と地球史の解明を行っています。
地球進化史
フィールドワークを基礎とした地球表層環境形成過程の研究を行っています。
古環境学
化石や堆積物成分などを用いて過去の海洋環境等を復元する研究を行っています。
火山科学
火山噴出物からマグマの動きと火山噴火のダイナミクスを探る研究をしています。
観測地震・火山学
地震・火山噴火活動の観測と発生メカニズムの研究を行っています。
地震火山減災科学
地震・火山噴火のメカニズムを研究し、災害の軽減化(減災)に役立てる研究を行っています。
惑星系形成進化学
理論計算、数値シミュレーション、および、隕石・はやぶさ探査機の採取試料などの分析による太陽系や系外惑星系の形成・進化過程の研究を行っています。
有機宇宙地球化学
宇宙の非生命な有機化合物が、生命の発生を経て現在の地球生物圏を形成するようになった過程を、有機化学の手法で研究を行っています。
地球システム化学
鉱物や岩石の化学組成や同位体組成から、地球で起こった諸現象を直接的に、かつ四次元的に探っています。
地球内部物質学
高圧変形実験により、マントル対流や深発地震など地球内部の動的現象に関する研究を行っています。
地球惑星博物学
地層と化石の観察から、古生物の生態や、生物の遺骸が化石として保存される原因を研究しています。